地域の基幹病院の耳鼻科として地域のニーズに応えられ、患者さんに満足いただける診療を提供いたします。
耳鼻咽喉科では、耳、鼻、口、のど、唾液腺、頸部、めまい、顔面神経などの疾患を対象としております。症状としては、難聴、耳鳴り、耳詰まり感、耳が痛い、鼻づまり、鼻汁、鼻出血、花粉症などの鼻アレルギー、臭いの異常、口やのどの痛み、のどの異物、味覚の異常、声がれ、飲み込みの異常、頸部の腫れ、回るようなめまい、顔面の一側が動かない等です。突発性難聴や顔面神経麻痺など点滴治療が必要な場合、めまいがひどい場合、のどや首の炎症が強い場合は入院治療が必要になることがあります。
対応できる手術は、耳手術、鼻手術、扁桃摘出術、唾液腺、甲状腺など頸部手術、喉頭微細手術など、小児も含め耳鼻咽喉科一般の手術ですが、マンパワーや設備の関係で、悪性腫瘍の手術、レーザー手術は、現在は対応が難しくなっております。手術用内視鏡、副鼻腔用シェーバー、手術用顕微鏡、手術用ルーペ、神経モニタリング装置、ナビゲーションシステムなどの最新の器機を使用して、確実で安全な手術を日々心がけています。手術をご検討の際には、手術の必要性、メリット、デメリット、選択できる他の治療法などを懇切丁寧にご説明いたします。